【自己啓発】道は開ける(D・カーネギー)

『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、新しい人生を切り開くための座右の書。1944年の初版刊行以来、改訂が施されてきた現行の公式版である『新装版 道は開ける』から本編28章を収載した。(「Amazon」より)

  • 感想

人の悩みの実態とそれの克服法が書かれています。その中で特に感銘を受けたものを3つにまとめてみました。

・今日1日だけを精一杯生きる。

1日だけなら誰でも主体的に、他人を気にせず、我慢強く生きることができます。昨日こうすれば良かったとか、明日は頑張ろうではく、今日1日を全力で頑張ることで、その積み重ねが一月、一年、そして一生となります。精一杯生きた今日は、全ての昨日を幸せな思い出に変え、全ての明日を希望の見取り図にします。

・小さなことで悩まない

悩みの大半は数年後には皆が忘れてしまうような小事です。そのような小言に悩むことに自分の貴重な人生の時間を費やしてはいけません。人生は小事にこだわるには短すぎます。

・他人を真似しすぎない

自分の良さを消さないこと。他人を真似る、他人の意見に任せるということは、他人の寄せ集め、他人の二流品に過ぎません。せっかく生まれてきたのであれば、自分に徹し。自分らしく自分の人生を生きたいものです。

  • 本書を読んで得たもの

精一杯生きた1日の積み重ねによって、人生の道は開ける。