【自己啓発】生き方(稲盛和夫)

刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か?――サッカー日本代表長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。

  • 感想

仕事に限らず、人生において、夢・目標を実現するためには何が必要か、様々なジャンルで活躍する成功者に共通した考え方が紹介されていました。

物事を成功する人に共通する思考として、何かを成し遂げたいときには、「こうしたい」と強く思うことが挙げられます。「こうしたい」という強烈な思い・願望を持ち、その実現を信じてひたすら努力を重ねること、その日々の努力が積み重なり、願望の実現に至ります。

人間は頭で想像したことを、行動に反映してしまう習慣があります。例えば、もしかしたら失敗するかもしれない・こうなったら嫌だなと、マイナスの思いを持ちながら挑戦をした結果、イメージ通りに失敗した経験がある人も多いのではないでしょうか。優れたスポーツ選手は、自分は絶対成功できると自分に言い聞かせてから、試合に臨むそうです。

また、「こうしたい」と思うだけでは足りず、誰よりも強烈に思うこと、そして、神様が思わず手を差し述べたくなるほど努力を積み重ねることも必要です。人間、思ったことは叶えられる能力は、皆が持ち合わせています。あとは、成功することを心から信じ、努力を続ける「生き方」が成功への道筋だと稲盛和夫さんは語っています。

  • 本書を読んで得たもの

心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない。まず、思わんとあきまへんなあ。