【自己啓発】金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)

お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。

毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から13年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。現在は日本やアメリカのみならず51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています(Amazonより)

 

  • 感想

仕事などで得る「収入」の使い方が、金持ちと貧乏人の最大の違いです。収入を使って、金持ちは「資産」を手に入れ、貧乏人は資産と勘違いして「負債」を手に入れます。

・資産と負債の違い

資産とは、持ち主が何もしなくても「収入」をもたらすもの。例えば、投資不動産、有価証券、自らが所有するビジネスなどがそうです。

負債とは、持ち主が何もしなくても「支出」をもたらすもの。例えば、住宅ローン、分割払いのクレジットカードの買物などがそうです。

・貧乏人と金持ちの違い

貧乏人の多くは、「収入」の大半が、「負債」から生じる毎月の「支出」に消えていき、「資産」を形成できていません。

金持ちの多くは、通常の「収入」に加えて、「資産」から生じる毎月の「収入」によって「負債」を減らしつつ、「資産」を形成しています。

例えば、高収入のビジネスマンの中にも、高級マンションに住んでいるものの、毎月の住宅ローンなどの支払いに追われ、余裕のない生活をしている人が多いのも、このことが原因ではないでしょうか。

・日々できることとしては、当然のことですが、無駄な「支出」を減らすことで得たキャッシュを「負債」の返済と「資産」取得に費やし、給料に加えて資産から得る「収入」を増やすことです。もっとも、最大の投資は、最大の「資産」である自分の健康維持や能力向上への投資だと考えます。

  • 本書を読んで得たもの

「資産」を増やすためのお金の使い方をする。